take_over_claude
現在の Claude Code セッションを、新しい tmux セッション内の Remote Control 有効な Claude Code に引き継ぐ(テイクオーバー)。
引き継ぎドキュメント(ここからの作業指示 + 使用中スキルの詳細)を書き出し、新セッションに初期プロンプトとして投入し、起動確認後に 現在のセッションを tmux ごと終了する。超長期タスク・自動研究・段階分割された実装計画を ステージごとに新鮮なコンテキストで進める用途。
「引き継いで」「テイクオーバーして」 「新しいセッションに交代して」「take over」「次のステージは新セッションで」等で発動。
含まれるファイル(4)
- SKILL.md6.7 KB
- LICENSE1.0 KB
- README.md2.8 KB
- scripts/take_over.sh5.0 KB
SKILL.md(原文)
インストールする前に、エージェントに与えられる指示の中身を確認できます。
take_over_claude — セッションのテイクオーバー
現在の Claude Code セッション(自分)の作業を、新しい tmux セッション内で Remote Control を 有効にして起動した後任の Claude Code に引き継ぎ、自分は tmux ごと終了する。コンテキストが 肥大化する超長期タスクや、段階分割された実装計画を「1 ステージ = 1 セッション」で回すための スキル。Remote Control 有効なので、後任セッションは claude.ai(ウェブ/モバイル)からも監視・操作できる。
全体の流れ
- 引き継ぎドキュメントを書く(最重要・下記テンプレート)
scripts/take_over.shで新 tmux セッション + Remote Control 有効 claude を起動し、 引き継ぎプロンプトを投入- 新セッションが起動し引き継ぎを開始したことを capture-pane で確認
- ユーザーへ最終サマリを出力
- 最後のツールコールとして自分の tmux セッションを kill(このコールは戻らない)
1. 引き継ぎドキュメント
作業ディレクトリ内の .claude/takeover/handoff-<YYYYmmdd-HHMMSS>.md に書く(mkdir -p してよい)。
作業ディレクトリ外(例: ~/.claude/ 直下)に置くと、後任セッションが読む際に許可プロンプトで
止まり無人引き継ぎが失敗するため必ず cwd 内に置くこと(実測済み)。
デフォルトで含める内容は次の 2 つが柱。ユーザーから個別の指示があればそちらを優先して
内容を可変させる(例:「指示は◯◯だけ伝えて」「スキル情報は不要」等)。
# 引き継ぎ: <タスク名>
## ここからの作業指示(詳細)
<後任が迷わず着手できる粒度で書く:
- 全体ゴールと現在のステージ/フェーズ
- 完了済みの作業(何をどこまでやったか、成果物のパス)
- 未完了の作業を実行順に、具体的な手順・対象ファイル・注意点つきで
- 判断済みの方針・ユーザーとの合意事項(後任に再議論させない)
- ハマりどころ・既知の罠>
## 使用中のスキル(詳細)
<現在の作業で使っているスキルを列挙し、それぞれ:
- スキル名と発動方法(Skill ツールで /<name>)
- このタスクでどう適用しているか(設定値・運用ルール・ループ条件など)>
## 検証方法
<作業結果の確認コマンド・テスト・ベンチの回し方>
## 引き継ぎメタ
- 前任 tmux セッション: <名前>(kill 済み)
- 作業ディレクトリ: <cwd>
- 進捗メモ/JOURNAL: <あればパス>
- 引き継ぎ日時: <ISO 形式>
- さらに次へ引き継ぐ場合: このスキル(take_over_claude)を再発動すればよい
長期リレーでは引き継ぎファイルを削除せず残す(履歴が監査ログになる)。
2. 新セッションの起動
bash <このスキルのディレクトリ>/scripts/take_over.sh \
--handoff .claude/takeover/handoff-<ts>.md \
--session <新tmuxセッション名> # 省略時 takeover-<ts>
# --rc-name <Remote Control名> # 省略時セッション名と同じ
# --claude-args "--dangerously-skip-permissions" # 無人ラン等で必要な場合のみ
# --prompt "<カスタム初期プロンプト>" # 既定は「引き継ぎファイルを読んで続行せよ」
スクリプトは同じ作業ディレクトリで tmux セッションを作り、send-keys 経由(ログインシェル =
rc 有効)で claude --remote-control=<name> "<初期プロンプト>" を起動し、入力プロンプト(❯)が
出るまでポーリングして、NEW_SESSION= / KILL_COMMAND= 等を出力する。
3. 起動確認
スクリプトの起動確認に加えて、後任が実際に引き継ぎファイルを読み始めたことを確認する:
sleep 10 && tmux capture-pane -t <NEW_SESSION> -p | tail -20
WARN: 信頼確認ダイアログ が出た場合は kill せず、ユーザーに手動承認
(tmux attach -t <NEW_SESSION>)を依頼して止まること。
4. 最終サマリ → 5. 自セッション終了
最終サマリ(新セッション名 / Remote Control 名 / attach コマンド / 引き継ぎファイルパス / 「この後このセッションは終了します」)をユーザーへのテキストとして出力した後、 最後のツールコールとして:
tmux kill-session -t <OLD_SESSION>
を実行する。このコールの結果は返ってこない(自分ごと終了するため)。それが正常動作。
注意点
- 引き継ぎファイルは必ず作業ディレクトリ内に置く(上述)。それでも後任の初手が許可
プロンプトで止まる環境なら
--claude-args "--dangerously-skip-permissions"を検討 (無人ラン前提のときのみ)。 --remote-controlは必ず=形式で値を渡す(--remote-control=name)。値省略可能な オプションのため、スペース区切りだと初期プロンプトがセッション名として誤認される。- 自分が tmux 外で動いている場合: 引き継ぎと新セッション起動までは同じ。自セッションの 自動終了はできないので、サマリで「このウィンドウは手動で閉じてください」と伝えて終わる。
- ユーザーが「今のセッションは残して」と言った場合は kill をスキップする。
- kill の前に、未コミットの変更・進捗メモの書き残しがないか必ず確認する。引き継ぎ ドキュメントに書いていない状態はすべて失われる前提で書くこと。
- 後任も本スキルを持つため、多段リレー(ステージ 1 → 2 → 3…)がそのまま成立する。
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