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sec-runtime-scan

ステージング環境にデプロイ済みのサーバーに対してランタイム検証を実行する。HTTPヘッダー・動的プローブ・認証テストに特化。手動呼び出し専用: /sec-runtime-scan [環境名]

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含まれるファイル(4)

  • SKILL.md7.6 KB
  • LICENSE.txt1.0 KB
  • NOTICE.md684 B
  • references/security-agent.config.template.yml962 B

SKILL.md(原文)

インストールする前に、エージェントに与えられる指示の中身を確認できます。

sec-runtime-scan

役割: ランタイム検証専門スキル(静的解析・依存関係スキャンは /sec-full-scan が担当)

デプロイ後のサーバーを実際に叩いて「コードを読んでも分からないこと」を検証する。 設定ファイルの反映漏れ・ヘッダーの実際の出力・動的な挙動の確認に特化する。


引数

引数必須説明
環境名任意対象環境(例: staging)。省略時は設定ファイルの値を使用

前提条件

  • カレントディレクトリに security-agent.config.yml が存在すること
  • 環境変数 STAGING_URL が設定されていること(未設定なら即時中断)
  • 稼働中のサーバーが必要(このスキルはソースコードを読まない)

手順

Step 1: 設定ファイル読み込みと検証

  1. security-agent.config.yml を読み込み、必須フィールドを確認する
  2. 環境変数 STAGING_URL の存在確認 → 未設定なら即時中断
  3. target.base_url に本番 URL パターン(prod, production, app.)が含まれていないか確認 → 含まれていたら即時中断
  4. Prompt Injection 検証:
    • 文字列フィールドに改行 + 命令語(ignore, system, assistant, human)が含まれていないか
    • URL・パスフィールドにシェルメタ文字(;, &&, ||, バックティック, $(...))が含まれていないか
    • scope.include / scope.exclude に ../ が含まれていないか
  5. 診断設定の概要を表示する

Step 2: 攻撃面マッピング

  1. scope.include / scope.exclude を適用して診断対象エンドポイントを確定する
  2. openapi.yml / openapi.json / swagger.json があれば読み込んで補完する
  3. 診断対象エンドポイント数を報告する

Step 3: HTTPヘッダー・TLS検証

curl -I -s {base_url} でレスポンスヘッダーを取得し、以下を確認する:

ヘッダー期待値欠如時の深刻度
Strict-Transport-Securitymax-age≥31536000High
X-Content-Type-OptionsnosniffMedium
X-Frame-OptionsDENY または SAMEORIGINMedium
Content-Security-Policy任意のポリシーMedium
Referrer-Policy設定済みLow
X-Powered-By存在しないことLow(情報漏洩)
Serverバージョン番号を含まないことLow

Critical を発見したら: 即座にレポートして処理を中断する。

Step 4: 動的診断

agents リストに設定されたエージェントを順番に実行する。 各エージェントの出力は 8,000 文字以内にフィルタしてから処理する。中間結果は都度レポートに追記する。

owasp_top10(常に実行):

  • A01: 認証トークンを差し替えて他ユーザーのリソースにアクセス可能か確認
  • A02: HTTPS強制・暗号化ヘッダーの確認(Step 3 の結果を参照)
  • A03: 入力フィールドへの SQLi / CMDi / NoSQLi ペイロード送信(HTTP レスポンスで確認)
  • A05: エラーメッセージ詳細露出・デバッグ情報漏洩の確認
  • A07: JWT alg:none 攻撃・セッション固定・トークン有効期限チェック
  • A10: SSRF パターンのテスト(169.254.169.254 等へのリダイレクト誘導)

auth_bypass(設定されている場合):

  • JWT アルゴリズム混乱攻撃(alg: none / RS256→HS256)
  • OAuth state パラメータ検証
  • Cookie の HttpOnly / Secure / SameSite 属性確認

injection(設定されている場合):

  • SQL インジェクション(時間ベース盲目的・エラーベース)
  • NoSQL インジェクション($where, $regex, $gt)
  • コマンドインジェクション(;ls, &&id 等)

prompt_injection(設定されている場合):

  • Direct Injection: システムプロンプト上書き試行
  • Indirect Injection: 外部データ経由の指示埋め込みテスト

multi_tenant(設定されている場合):

  • 他テナント ID への直接アクセス試行
  • レスポンスデータに他テナントデータが含まれないか確認

file_exposure(設定されている場合):

  • パストラバーサル(../../../etc/passwd)
  • 公開 URL の推測(連番・UUID パターン)

Step 5: カバレッジ集計

scan_date: <ISO8601>
target: <base_url>
scan_type: runtime

attack_surface:
  endpoints_total: <総数>
  endpoints_tested: <テスト済み数>
  endpoints_skipped:
    - path: <パス>
      reason: <理由>

vuln_classes:
  owasp_top10:
    covered: <N>/10
    gaps:
      - <カバーできなかった項目と理由>

findings:
  critical: <件数>
  high: <件数>
  medium: <件数>
  low: <件数>

not_covered_by_this_scan:
  - 依存関係の既知CVE → /sec-full-scan を使用
  - ソースコードの静的解析 → /sec-full-scan を使用
  - ビジネスロジックの欠陥 → ペネトレーションテスト(人手)が必要
  - インフラ・クラウド設定 → インフラ担当者によるレビューが必要

coverage_score: <パーセンテージ>
ci_result: <pass/fail>

Step 6: レポート生成・履歴インデックス更新

  1. 日付付きファイル名でレポートを保存する

    • レポート: ./security-reports/YYYY-MM-DD-security-scan-report.md
    • カバレッジ: ./security-reports/YYYY-MM-DD-security-scan-coverage.yml
    • 日付は実行時の ISO 8601 形式(例: 2026-05-01)
    • report.output_path が明示指定されている場合はそちらを優先する
    • ディレクトリが存在しない場合は作成する
  2. 深刻度別にソートし、修正推奨事項を含める

  3. ./security-reports/index.md に1行追記する

    • ファイルが存在しない場合はヘッダーから作成する
    • 追記フォーマット:
    | YYYY-MM-DD | sec-runtime-scan | <base_url> | <Critical件数> | <High件数> | <Medium件数> | <CI結果> | [レポート](YYYY-MM-DD-security-scan-report.md) |
    
    • CI結果: findings.critical > 0 または severity_gate 基準以上なら ❌ fail、それ以外は ✅ pass
  4. findings.critical > 0 または severity_gate 基準以上の発見がある場合、終了コード 1 を報告する


このスキルでカバーできない領域

領域推奨手段
依存関係の既知 CVE/sec-full-scan
ソースコードの静的解析/sec-full-scan
PR 差分の脆弱性/sec-diff-review
ビジネスロジックの欠陥ペネトレーションテスト
インフラ・クラウド設定インフラ担当者レビュー

完了条件

  • ./security-reports/YYYY-MM-DD-security-scan-report.md が生成されている
  • ./security-reports/YYYY-MM-DD-security-scan-coverage.yml が生成されている(scan_type: runtime 明記)
  • 診断済み OWASP カテゴリ数が報告されている
  • severity_gate 基準に基づく CI 結果(pass / fail)が明示されている
  • カバーできない領域が明示されている
  • ./security-reports/index.md に1行追記されている

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